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子どもの登校拒否・不登校問題をどう理解するか

 投稿者:らっこい  投稿日:2018年 6月13日(水)14時36分54秒
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  5月12日都立小児総合医療センター副院長・田中哲先生の講演会に行ってきました。児童精神科医である先生のお話はとても興味深く、3時間があっという間でした。


児童精神医学は50年代に自閉症研究から始まり、不登校は70年代には「薬で治療すべき病気か否か」で大論争になった。その後発達障害との関連性も重要視され、当事者である子ども達の個々の様子にも目が向けられるようになった。行けない理由は様々で、それぞれ形も違ってきている。
①不安の表出:いじめ等を体験すると、それ自体が解消してもその時のことを思い出し、不安に
 なってしまう。学校がストレスの原因になる。
②「学校には行くもの」という認識が親子共にない。
③頑張らないと居られない場所と思い、頑張れない時は休まざるを得ない。


そもそも学校とは何なのか?
①家庭から社会に出ていくまでの「安全に出ていけるヨソ」
 昔は学校以外の地域コミュニティでも社会化するこそが出来た。しかし最近はその力が弱ま  り、学校が唯一の場所となった。学校へ行かないと社会化する場所がなくなってしまった。
②社会が求める人材を育てる場所
 時代によって方針が変わり、一貫性がなく、国の都合が優先されてきた。その変化に適応でき る子が学校に行ける。個性を殺して我慢しているのかもしれない。
③多様性に富んだ子どもを社会化する場所
 本来お互いの違いを受容しあい、自尊心を育てる場所だったはずが、子ども同士が多様化を受 け入れず、普通から外れる子を排除している。

こういう学校に行ける子どもの心は本当に健康と言えるのでしょうか?


「学校に行けない」とはどういうことか(何が問題なのか)
①相互受容度が低下し、自尊心も育たず、受け入れてもらえている感がない為不安で行けない。
 周りにも厳しくなり、いじめが増える。
②親も、ほかの場所が見つけられないから、どうしたらいいか判らず動揺する。
③学校へ行かなくても大人として自立できる社会がまだ未熟


親や周りの大人は「子どもを育てる」という役割を放棄してはならない

A)社会性と対人行動
B)自尊感情と自己受容
C)自己統制・心理的安定
人の自立を可能にする上記の3本柱を子ども達は年齢とともに1つずつ積み上げ、大人になっていく。中でもBの自尊心が一番重要。だから現大人は、子どもの存在そのものを無条件で肯定し、自尊心を育てるサポートをすることが大事である。規格外・普通と違う子がいて当然というスタンスで考えることが求められている。


親の会や講演会に色々参加してきても、自分の想定外のことを丸ごと受け入れるのは難しいです。でも親や周りの大人が、子どもを一人の人間として認めてあげられるように心がけることで、社会常識も変わるかもしれません。学校以外のルートで自立することにハンディを感じないようになれば、大人も「学校に行かなければダメ」と言う必要がなくなるし、子どもの苦しみも軽くなるでしょう。子どもが誰でも自分で将来を選び取って行ける、「不登校」という言葉が無くなる、そんな日が早く来てほしいと願うばかりです。
 
 
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